MP3とWMA


11月4日の日記に書いたWMPが10にグレードアップしたことについてですが、ちょっと調べてみてMP3とWMAの比較してみました。

ポータブルCDプレーヤーに音楽をいれて聴こうと思ったときに、どのフォーマット形式でbpsはどれくらいが良いかなって悩んだことがあります(今もですが)
なので少しまとめてみようと思って書いています。

参考ページ
http://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/democenter/9series/avquality/wmapromp3/default.htm
http://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/democenter/9series/avquality/wmamp3/default.htm
http://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/demos/voice/wma_voice.htm

※めんどいのでMP3とWMAの詳細については省きます。
 MP3とかWMAが分からない人はグクって調べてください。
 あと、以下の文章は私の考えなので参考程度にどうぞ。

 自分も実際に聞き比べてみたい!って人は、上の参考ページに比較できるファイルがあるのでそれをどうぞ。

MP3についてまとめ

○192 Kbps、160Kbpsで聞いてみると、高音部分がWMAより削られていない。
○対応メディア(プレーヤー、ハード)が多いの手軽に使える。

×64Kbps以下になると劣化が激しい。力ずくで圧縮したって感じ。
 高音低音共に厚みが無くなってしまう。(AMラジオみたいな音)
×可逆圧縮が出来ない。

WMAについてまとめ

○64Kbps以下で聞いてもMP3ほど劣化せず、結構はっきり聞き取れる。
○160Kbpsと64Kbpsの劣化の差が殆ど気にならない(MP3とWMAを192Kbps出比較したときの差よりも)のでファイルサイズが小さくてすむ。
○8Kbpsでストリーミングしても十分。MP3ではこんなに澄んだ音で再生することは出来ない。
○可逆圧縮対応。サイズは大きくなるものの、WAVのサイズの1/2になる。

×192 Kbps、160Kbpsで聞いてみると、ほんの若干だがMP3より高音が削られている。気になる人が少しいる程度だが。
×対応機器がまだまだ少ない。
×他フォーマットにリフォーマットすることが出来ない。(MSの独自企画のため)


ということで一長一短なわけです。
音のクオリティはあまり気にしないって人はWMAの64Kbpsをお勧めします。
沢山音楽を入れまくりたいって人も同様。圧縮率が高いのでこれで結構いけます。

私みたいに音のクオリティが気になってしょうがない人はMP3の192Kbps辺りが良いです。
ただ、MP3はbpsを良くすればするほど音が良くなっていくので、WMAの可逆圧縮よりは小さくしたいけれど、1/10位までに圧縮しなくても良い人は320Kbpsとかを推奨します。
WMAの可逆圧縮はほぼ音源そのまんまなので、容量が倍になるくらいで良いって人はそれが一番お勧め。


それでも、自分で聞いて納得した方を選ぶと良いと思います。

WMAとMP3の160Kbpsはどちらも同じくらいの音質と聞きました。
wmaの96kbpsとmp3の128kbpsは同程度の音質 だそうです。
なので、下の図は間違ってるといえますが、私が聞いてみた図なのでご了承を。
同じビットレートのサイズは、WMAがちょっと小さめだそうです。


おまけ:図解 圧縮率と音のクオリティの変化(私の考え)